本サイト開設の意義

 本サイトは、ヴァースデーヴァ クリシュナ協会が開設いたしました。
祭主 坂本弘子は、聖典バーガヴァタ プラーナをサンスクリット語原典より
直接日本語に翻訳いたしました。

 神の息吹と言われるヴェーダは、至上主がお与えくださいました叡知そのもので
あると言われております。現存するインド最古の文献であるヴェーダは、口伝によ
って連綿と伝えられてきました。
第十七番目の化身である聖者ヴィヤーサはこの膨大かつ難解なヴェーダ書を、
リグ(讃歌)ヤジュル(祭詞)サーマ(詠唱)アタルヴァ(呪句)と四つに分類しそして叙事詩、
プラーナ、古伝書は、第五ヴェーダとなさいました。

 第五ヴェーダと位置付けられたプラーナは、十八種あるとされ本書の原典であ
るバーガヴァタ プラーナは、クリシュナ神を至上主として崇めるバーガヴァタ派
の聖譚詩であり、18,000の詩句で謳われております。
 そして〔宇宙の創造〕 〔宇宙の周期的な破壊と創造〕 〔神々と聖仙の系譜〕
〔マヌに始まる人類記〕 〔王朝の歴史〕という、五つの主題から成りたっており
ます。

 聖者ヴィヤーサは、真理を探究し、大叙事詩マハーバーラタを記述して、人の義
務たる人生の目的をすべて説かれたと言われております。
 しかしその後も心が満たされることはなく、鬱々とされていた時、神仙ナーラダ
が、聖ヴィヤーサのもとを訪れました。
至上主に帰融され、三界を自在に経巡られるというナーラダ仙に、聖ヴィヤーサ
は悩みを打ち明けられました。それに対してナーラダ仙は、まさにその核心を説か
れたのです。
御身おみはバガヴァーン クリシュナの
永久とわほまれをうたわざり
いかなる教え説こうとも 至福の権化ごんげ至上主が
満足されぬことならば 心に充足じゅうそくもたらさず

   第一巻五章八節

 こうして聖ヴィヤーサは、苦界に喘ぐ諸人の悩み、苦しみを少しでも和らげよう
と、クリシュナ神の讃歌であるバーガヴァタ プラーナを編纂されました。

物質的な欲望で 常に苦しむ者たちを
世俗の大河 渡らせる 小舟の役目果たすには
主の栄光を語ること
それを聴聞せし者の 悩み苦しみ消えゆくを
吾はまさしく認めたり

 第一巻六章三十四節

 どうかこの聖典をお手にとり、朗誦なさってください。
 一人でも多くの方が生きる目的を見出され、平安な日々を過ごされることを願い
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